不育症の私が4回目の妊娠をした時のこと(友人への妊娠報告編)
実は妊娠したんだー!
え、おめでとう!!予定日いつ?
◯月なの!
そうなんだー!おめでとうー!性別は…(以下略)
不育症ゆえに、こういうありきたりで、かつ、幸せな妊娠報告に憧れます。
産まれるまで、こういう幸せ100%な会話をすることができない。
表面上は、普通に装っていても、内心、「まぁもしかしたら、流産してしまうかもしれないけど…」という不安を抱えていました。
産まれた我が子をその目で確かめるまで、生きた我が子に会えないのではという不安と隣り合わせでした。
ただ、そういう不安を抱えること自体が、メンタルにとって良くない気もしていたので、4回目の妊娠後は、安定期前から友人に妊娠報告をしていました。
3回目の流産後、私は何人かの友人に、自分のこれまでの流産のことをざくっと伝えていました。
そこそこショッキングな話ですが、隠せるメンタリティもなかったというか、信頼している友人には打ち明けたかったという気持ちが強かったのです。
そういう経緯もあり、4回目の妊娠後は、「実は妊娠した。産まれるか分からんけど。」という反応に困るような妊娠報告をしました。
友達は皆、喜んでくれましたし、その後も気遣ってくれました。
今となっては、報告したことは、自分にとっては良かったなぁと思います。
不育症は辛いことだし、そもそも妊娠はセンシティブな話題だし(それでなくともアラサー女子は未婚既婚子あり子なしなどを巡りセンシティブなお年頃なのに)、妊娠報告をするかどうか、すべきかどうかは人によるものだと思いますが、私の場合は、抱えきれない不安を緩和するという意味で、友人に報告したのは良かったと思います。