別居婚したり4回流産したりしつつも2人目が欲しいと思っているアラサーのブログ

別居婚したり流産したり(不育症)した中で、もがきつつ働いてる人の呟き

不育症治療のすえ4度目妊娠で出産した私が不育症について最近感じたこと

久々の更新です。


ここ最近、国会で不妊・不育の勉強会が行われたり、

東京都で不育症治療の助成制度がスタートしたり、

不育症当事者の方がネットメディアなどで経験を話されたり、

不育症界隈(?)の動きをとても感じます。


私が2度目の流産をして打ちひしがれていた頃は、どれだけググっても情報が足りなくて不安だったけれど(当時はアメブロで不育症の記録をされていた方、ヘパリン注射をインスタにあげていた方々に救われました)、今も正確な情報が少ないことに変わりはないけど、それでも前よりは、少しずつ事態が良い方向に進んでいるような気がします。


また、先日より、流産・死産経験者のケアに関するクラウドファンディングが行われていますが、その反響をみて、この問題に関心がある層や当事者って意外と多いのでは?と感じました。


https://camp-fire.jp/projects/view/213276?list=watched


そして、子育てに邁進し、不育の時期の記憶とは少しずつ距離を置くようにしていた私ですが、今でも、この問題は他人事ではなく、自分事だと痛感しています。


不育症発覚などをきっかけに崩したメンタルは大分持ち直しているのでしょうが、今も心療内科には通い続けています。


二人目が欲しいとなったとき、また流産との恐怖との戦いが始まります。

今は、周りの「二人目考えている?」トークにどう答えるのが正解か、悩みつつ答えています(いわゆる二人目不妊の方も同じような気持ちになるのでしょうか。また検査からするのか?服薬するのか?など漠然と悩んでます)。


先の話ではありますが、子どもにこの体質が遺伝していないかという不安があります(なお、偶然かもしれないですが、母も複数回流産してるらしいのです…母はあまり話したがらないのですが。)。


何よりも、4回目の妊娠で何とか出産までこぎつけましたが、当時の辛い記憶や味わったいやな経験に蓋をして、ないことには出来ないと感じています。


今思えば、当時、私は私個人を責めていました。私が問題なのだと、個人の問題にしていました。

確かに、不育症体質であったことは、私個人の問題です。


しかし、不育症という体質があることを調べて見つけ出すこと、不育症の検査をするための病院を見つけること、見つけた専門病院に休みをとって数時間かけて通院すること、検査・治療・仕事との両立などですり減るメンタルを自分でケアする(ためにメンクリさがして、予約して、数時間かけて通院してイチからこれまでのこと話して服薬する)こと。


これらは、もし、不育症検査があるよと教えてくれる街の産婦人科医がいたり、どの病院でも検査できるなど不育症チェックへの敷居が低かったり、社会や職場の理解があれば、もっと負担が少なくて済んだと思うんです。

少なくとも、メンクリに行かなくて済んだかも知れないし、転職活動や休職をせずに済んだかも知れない。


不育症なのが世界で私だけで、不育症にもかかわらず仕事もしつつ子どもがほしいと思ってるのが世界で私だけなら、個人の問題で片付けていいのかも知れませんが、こんにちの不育界隈の盛り上がりを見ると、どうも私だけの問題ではない…。


と思うと、経験に蓋をせず、経験を少しでも生かせたらと思わずにはいられないのです。


復職前にそんなことを考えています。


さらに余談ですが、


https://career-to-ha.hatenablog.com/entry/2018/06/13/185255


当時の記事を読み返しましたが、個人的には、不育症治療と仕事は両立できたらいいなと思っています。


治療or仕事ではなく、なるべく治療も仕事もしやすいように、社会・職場の理解が進めばいいのになぁと感じています。